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zoom RSS 京都花園・妙心寺の庭園

<<   作成日時 : 2012/06/29 20:13   >>

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         (46もの塔頭を従え、大伽藍が立ち並ぶ妙心寺)
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京都花園・法金剛院の続きは、臨済宗大本山「妙心寺」。
南北一直線に伸びた石畳に沿って甍を並べる七堂伽藍を見上げながら、今日も説明員に引率された団体客がすれ違っていく。

         (今日一日で散ってしまうの?沙羅の花)
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先ずは、山内屈指の古刹「退蔵」を拝観。
ちょうど大玄関前で沙羅の木(ナツツバキ)が咲いていますと案内された。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす・・・
心静かに庭を眺めよう。

         (史跡・名勝の枯山水「元信の庭」)
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方丈の西側にある60坪ほどの庭が、室町時代の画聖狩野元信が築庭した枯山水。
背景の常緑樹だけでなく、蓬莱島などの石組みの中にも潅木が植え込んであって、岩と砂だけの枯山水より豊艶な趣きがある。

         (ひょうたん池の蓮の花)
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方丈には、これまた山水画の始祖如拙の最高傑作といわれる「瓢鮎図」。
瓢箪で鯰を押さえ捕らえ得るかという禅の公案を表したものと言うが、詳しく読んでいる余裕なし。

         (白っぽい小粒の石が敷かれた陽の庭)
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むしろ、というかやはり退蔵院の見所は、中根金作の作庭による昭和の名庭「余香苑」だ。

         (湿らせた粗い砂が敷かれた陰の庭)
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塔頭としての限られた敷地の南半分弱を最大限に生かしている。
南北・東西に直交させた通路とその敷石模様、その先の陰陽に対比させた前庭はまだ序章。

         (深山から発する竜王滝を遥かに望む)
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緩やかに傾斜した東西に長い地形を巧みに利用して、竜王の滝から二段、三段となって渓谷を下り、円やかなひょうたん池に注ぐ構成に仕上げていて、奥の藤棚から眺める余香苑は、限りなく奥深く高みを感じさせる空間となっている。

         (大心院の表門)
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切りがないので京都・奈良の庭園はこれぐらいにして、
最後は、同じく妙心寺塔頭「大心院」の「阿吽庭」。

         (通称「阿吽庭」、正式は「方丈東庭」)
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本堂の奥(東)、書院(宿坊)の南に長方形に地割された小さな庭が通称「阿吽庭」。
東南隅に三尊石を置いた築山の苔地と、州浜型の曲線で変化をもたせた白砂陰陽の対比となっている。
仏や菩薩を象徴する5色、17個の岩の配置も美しく調和している。
なるほど、屋根はないがこの空間が「第二の本堂」と言われる所以だな。

         (三尊石を中心に、画面でも10個の岩が座禅を組む)
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書院は、宿坊「旦過寮(夕に着き旦に去るの意)」として開放されていて人気だそうで、相談すれば、夕食に精進料理が頂けるようだ。多分、妙心寺ご用達の仕出し!
こんな食い意地の張った小庭師では、禅の悟りは当分無理だな。

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