みをつくし料理帖、ついに完結「天の梯(そらのかけはし)」

       (みをつくし料理帖、ついに完結編)
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図書館の蔵書検索では、どこの館でも常に貸出中。 
とうとう待ちきれずに、なけなしの小遣い620円を叩いてしまった。

       (移転後更に繁盛、檜原村払沢の滝入口の豆腐屋さん)
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どのような料理人を目指すのか。
行き悩んでいた時に、想い人の医師源斉から教わったのは、
食は、人の天なり」の言葉。

       (撤退作業3回目の目標は炊事小屋の解体)
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口から摂るものだけが、ひとの身体を作り、ひとの命を支える。
だからこそ、贅を尽くした特別なものではなく、
食べるひとの心と体を日々健やかに保ち得る料理を作り続けていきたい。
その言葉に導かれながら、一筋の道を歩み続ける若き女料理人澪。

       (桃栗三年、三分の一世紀でも実がならない柿にも秋の気配)
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小庭師の二十数年来の信条、
身土不二(二つ別のことに見えて実は一つで、因果応報!)と同じだ。

       (小庭にも秋の気配、南天の実)
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さてそれで、幼馴染みの野江の「旭日昇天」とともに、
幼い頃に啓示された運命は、「雲外蒼天」。
まわりの温かい人情や、頼もしい支援をかげひなたに受けながら、
その運命をよりどころに、ひたすら健気に生きる澪の行く末は・・・

       (黄色が映える小庭のツワブキにミツバチ)
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幾多の試練に耐え、突き抜けた先に悠々たる蒼天は広がっていくのか?
大丈夫、全十冊いつもほぼ完全にハッピーエンド。

       (好奇心旺盛でちょっぴり臆病な、S君からプレゼント)
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高田郁は、漫画原作者を経た小説家らしく、
目と耳と鼻と舌と肌を目いっぱい働かせた描写はわかりやすい。
とりわけ「つる家」に登場する面々の場面ごとの役割や、
その心理描写も単純明快で、すぐにドラマ化される訳だ。

楽しませてもらった。 
貸出しを心待ちする図書館利用者のために、さっそく寄贈してこよう。



天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)
角川春樹事務所
高田 郁

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