中山道その5 紅花の桶川宿から雛人形の鴻巣宿へ

     (矢部家土蔵造りの店蔵、かっては屋号「木半」の紅花・穀物問屋)
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きっかり午前9時、桶川駅をスタート。
今日も晴れ、風は穏やか、しかも身体はどこも痛くない。
前回のリベンジで、今日はしっかり距離を稼ぐぞ。

     (桶川郷総鎮守の稲荷神社、紅花商人が寄進した石灯籠が二基見える)
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前回素通りした武村旅館など、駅前交差点付近の史跡を見て歩く。
桶川市観光協会「中山道宿場館」前で、たまたま協会の方に声をかけられる。
中に入って一服して、トイレもお借りしながら、市内の見所を教えてもらう。
出るときには、ベニバナの種やパンフレットもいただく。

     (力士三ノ宮卯之助が足差しで持ち上げた大盤石610k、日本一の力石)
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観光振興には、多くの資金、土地建物、それに人的資源も必要。
市を挙げて取り組まないと、文化財の保存や民俗芸能の継承は難しい。
名勝・史跡や伝統行事、あるいは流行を先取りしたイベントなど、
魅力があって、しかも快適・便利な観光資源を用意しないと、
集客も採算もおぼつかない。
中山道の各宿場の皆さんに、感謝を込めて「ご苦労様です!」。 

     (鴻巣市箕田の白山権現神社の桜、早咲きの彼岸桜か河津桜かな)
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さて道中は、地形学的に荒川の左岸に沿って大宮台地の上を進んでいる。
しかし、浦和宿から大宮・上尾・桶川を経て鴻巣宿までの大宮台地は長い!
針路を北西に定めて、ひたすら30km歩くのみだ。

     (古中仙道沿いの県指定史跡の一里塚、この付近は高崎線の敷設で消滅)
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気分転換に、JR北本駅を過ぎてから、中山道(県道164号)を外れて、
さらに古い中仙道を2kmほど辿ってみたものの、やはり単調。

     (御殿飾り、大名牧野家のひな壇は豪華絢爛の一言!)
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我慢できなくなったころにやっと鴻巣宿に到着。
「びっくりひな祭り」と印刷された幟が、やたらと目につく。
と思ったら、鴻巣市産業観光館「ひなの里」で、ひな人形展が開催中。
マイクロバスが観光客をピストン輸送している。

     (段飾り、七段ともなると専用八畳間は必須。今どきの住宅事情で無理!)
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なるほど、3日の桃の節句がもうすぐだ。
鴻巣市の雛人形作りは、四百年以上前の天正年間まで遡れるそうだ。
座れる場所を探して館内を一巡したが、空席は見つからない。
止む無く、1kmも離れたJR鴻巣駅まで行ってからトイレ休憩。

     (葵の紋瓦のある勝願寺の仁王門、観光ボランティアの方も活躍)
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落ち着いたところで、今日のオプション?「寄り道」を勝願寺と決め、
江戸方向に500mほど下った(つまり、京に上るのではなく、逆戻り)。
家康が深く帰依し、三つ葉葵の紋瓦を許したという浄土宗関東十八檀林の寺。

     (NHK大河ドラマ真田丸、真田信之の妻小松姫の分骨が眠る墓)
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ついでに今日のオプション「銘菓」は、
桶川のべに花まんじゅう(べにっこ)か、鴻巣のいがまんじゅう(木村屋)。
残念ながら、どちらも通り過ぎてから気づいたため、戻るのが面倒でパス。
仕方なく、隣接する鴻巣公園で、ミルクとクッキーの軽い昼食。

     (武蔵水路は中央に隔壁があって2本の川が並行して流れていく、何故?)
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1時過ぎ、勝願寺から再スタート。
熊谷宿までは無理なので、間の宿として6km先のJR吹上駅を目指す。
ところが、1時間ほど歩くうちにまた弱気虫。 
武蔵水路に架かる中宿橋で、標識「右300mJR北鴻巣駅」が目に入る。
えいままよ、次回に熊谷宿を目指せばよい。
丁度ホームに停車中のJR湘南新宿ライン「新木場?行」電車へ飛び乗り。
実歩4時間20km、歩数25.000歩で終了。

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